[戻る]

樹冠の移動者−原猿類

バンブーキツネザル バンブーキツネザル

竹を食べ、竹林を彷徨う。
小さな身体、小さな命、小さな灯火。


<<ペリネ>>

 バンブーキツネザルの姿は何度か目撃していた。小さな身体で、素早く移動するため、写真を撮る余裕はない。ガイドの言葉だけが頼りだった。
 ペリネでの出会いは不思議だった。見通しの良い木の上に、ちょこんと1頭のキツネザルが座っていた。最初はガイドさえも息を殺して見守っていた。ガイドにとってもゆっくり見ることは滅多にない。急いでシャッターを切る。その音にも驚かず、じっと座り込んでいる。貴重な出会いを知らない他の旅行者はほんの少し目をやるだけで、直ぐに通り過ぎて行く。ペリネでのメインはインドリだからだ。私にとっては何度も見逃したバンブーキツネザル。くつろいでいるようなバンブーキツネザルの姿に時間の過ぎるのを忘れ、どれくらい貴重なことかガイドと語り合っていた。私たちのそんな様子を気にせずに、ゆっくりと姿を見せてくれた。

 

[バンブーキツネザルのデータ]


最終更新日 2001/9/18
『オムニバス・ジャングル』(The omnibus jungle) の写真、イラスト、文章など無断で転載、複製、配布などを禁じます。

Copyright (c) lemur 1996-2001 All Rights Reserved.

[戻る]


[PR]ベビー用品はたまひよ♪:子育てが楽しくなる便利アイテムいっぱい