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樹冠の移動者−原猿類

ワオキツネザル ワオキツネザル

白黒の尾をつんと立てて歩き、
地面にペッタリとお尻をつけて、
思い思いにくつろぐ。


<<ベレンティ>>

 初めてのマダガスカルへ行ったのは1995年。そのときはチンバササ動物園で見た。いつか出会いたいと思いつつ、南部に行く機会ができたのは2000年。テレビや雑誌で見ていたせいか、あまり感動はしなかった。

 樹上を移動するキツネザルを多く見てきたせいか、地上を歩く彼らにちょっとした違和感を感じてしまった。縞々の尾を揺らして歩いたり、地上でくつろぐ姿を実際に見ると、別の世界に迷ってしまったような気がした。赤い大地の目立つ乾燥林の風景も、今までと違う世界を印象付けた。

 しかし、木の上にいる姿や尾を自分の身体にくるっと巻く姿は見慣れたキツネザルたちと変わりない。まん丸の目も他と同じだが、目の周りの模様が睨んでいるような顔つきだ。それでも愛らしさを失わない。

 現地の呼び名は「マキ」。これも日本人にとっては親しみやすさを覚える。

[ワオキツネザルのデータ]


最終更新日 2001/9/18
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